Mendokusai Lab.

仕事や自分に起こったことなど、気になったことを、メンドクサイ感じで書き殴るブログです。

放送大学大学院修士全科生願書提出FAQ的なもの

先日のエントリで、放送大学大学院修士課程に入ったことをお伝えしました。
hiro-nakatsu.hatenablog.com

僕自身、2018年に社会人で大学院に行くことを決めてから、他の事例、前例を調べるのに苦労しました。
せっかく悩んだ・苦労したので、これから放送大学大学院を受験する人とかへの情報提供ができるといいかなと。
まあ、お役に立てるかはわかりませんけど。

準備期間ってどれくらい必要なの?

結論:人による。

わー元も子もない。

ちなみに僕の場合ですと、こんな感じのスケジュールでした。

  • 2018年6月:大学院受験を思いつき、願書を取り寄せる。
  • 2018年8月末:とりあえず出すしかないと割り切り、願書を出す。
  • 2018年10月:1次試験
  • 2018年11月:2次試験

思い立ってから願書を出す(=研究計画書作成)まで、2ヶ月。
1次試験まで4ヶ月、2次試験までで5ヶ月というところです。
これで通過できたのは運が良かったのか何なのかはわかりません。
が、仮に僕と同じように6月に急に思い立った人がいたとしたら、とりあえず願書出した方がいいと思います。
8月の段階で「まだ準備ができていないから、来年にしよう」と踏みとどまるより、一歩を踏み出した方がいいのでは。
受験料、そこまでめちゃくちゃ高価じゃありませんし、投資だと思えば、ね。

そんなこと言っても準備期間がないと研究計画書書けなくね?

書けないっすねー。
ちゃんとまともな研究計画書を書こうと思ったら。
がしかし、たぶんなんですけど。

  • 研究のネタは、一応決まっている。
  • 見よう見まねでもいいので、研究計画書として体裁を整えて出してしまう。

という前提であれば、なんとかなる…なるんじゃないかなー。

そんなこと言っても研究計画いい加減だったら研究できなくね?

これはまさにそのとおり、だと思います。
そこで朗報。

僕が所属するゼミでの第1回のレポート課題(8月提出)は「先行研究の検討と研究計画書の見直し」でした。

なにもこれは「志願時の研究計画はいい加減で良い」という話ではないと思います。
社会人大学院生を志す多くの人は、研究においてあまり知見がなく、研究計画が粗いことは織り込み済み。
なので、ちゃんと見直しを行える、価値のある研究になるよう、方向修正できる、ということでしょう。

じゃあ出願時の研究計画書ってなんなの

まあこれは、選考に携わっていないので(むしろ選考された方なので)わかんないんですけど。
たぶんですが、「研究に対する姿勢」を問われているんだと思います。

自分が抱えているテーマに対して、いろいろ方法論を調べ、研究するつもりがあるか。
自分のテーマに対して、研究する価値を見いだしているか。

まあ当然っちゃ当然なんですが、大学院は「研究をするところ」です。
テーマの選び方をイチから教えてもらえないと決められない、みたいなスタンスだとつらい。
外れていてもいいので、自分なりに何を研究したいのかを明確にできる。
基本はそういうところが見られているんじゃないかなぁと思いますけどね。
違ったら申し訳ないです。

もちろん、「修士論文として論文を記述できそうか」も測られていると思います。
形式を調べ、形式に沿って論理的に論述することができるよ、っていうことは示せた方がよいのかなと。

ということで、いろいろ書きましたが、個人の意見としては。
四の五の言わずに願書出しちゃいなよ!ってことですね。
学びたい、研究したいという気持ちがあるということがなにより大事なんだと思うんですよ。たぶん。