私の資質を書いてみる:「最上志向」
資質シリーズ、今日は私の第3位の資質、最上志向。
Gallupが提供しているThe Clifton StrengthsFinder 2.0 Technical Reportによると、2018年時点(受験者総数約70万人)で、日本での受験者のTop5に最もよく表れる資質だそうです*1。
つまり、最上志向の話題なら、ストレングスファインダー®を受験していない人でも、「ああ、あるある!」となるよねってことですよ!しかも私は2007年には1位、2017年は3位が最上志向。自信を持ってお伝えできます!たぶん!
なんでしょうこのテンション。この人きっと「ストレングスファインダー®に興味ない読者が多いかも」とかあんまり考えていませんよ。
「最上志向」ってどんな資質?
例によってまずはハートラボ・ジャパンさんから。
heart-lab.jp
「最上志向」は、何事に対してもより良くより良くと、上を目指し向上させる資質です。
「最上志向」は、ある意味好き嫌いの激しい資質です。
そして、何かとその道を極めたくなる資質です。
(中略)
そう、いつでも、いつまでも、道半ば…。
よく最上志向は完璧主義者と言われます*2。最上志向の完璧主義は、「究極」を目指す。言い換えると、どこまで行ってもゴールがない。無限大とかに近いです。無限大になることってないじゃないですか。あと漸近線とか。あーあと円周率とかも近いですね。円周率ってのは我ながらいい例えだな。完全な円って、概念としてしか存在しないけど(たぶん)、微細化していくとどんどん完全な円に近くなっていく。あれです。まさに。
えっ例えがわからない?*3
私にとっての「最上志向」
最後の一瞬までこだわる
修士論文を書いている時、ゼミでの論文レビュー会が提出2週間前、その後指摘を踏まえて修正し、先生に1週間前に提出しました。ところが、ここで「そもそも…」という話になりまして。そこを修正すると相当の書き直しが発生します。リードタイムは一週間、かなり無謀です。ティーチング・アシスタントの方には書き直しはおすすめしないと言われました。
でもこうなると止まれないんです。改善の余地があれば可能なところまで改善して完璧に近づけたい。幸い休暇を取っていましたので、ほとんど起きている間中の時間を使って、なんとかぎりぎり納得できるところまで持っていきました。
なお論文は、締切当日の午後2時に郵便局に持ち込みました。てへぺろ。
ゴールがないからこそ、私の場合は締切設定は必須です。1位の責任感で「締切は破れない」となり、締切まで死ぬ気で走り切る、走り終わったら死ぬ、みたいな感じが日常です。長生きは無理だと思います。
スイッチがオンとオフしかない
2010年、サッカーW杯のあと、次のW杯のためにはJリーグを見るしかない、と思い立ち、それから毎週のようにゴール裏に通うようになりました。遠征したスタジアムも数しれず。ところが子どもが生まれて、同時にスカパーが撤退してDAZNになった瞬間に、Jリーグを一切見なくなったのです。
やるとなったら徹底的にやるのですが、やめるときは一切やめてしまう。踏んだらフルスロットル、踏まないと止まる、何につけ極端な車。それが私の最上志向です。
苦手なことは頑張らない
子供の頃から運動が苦手だったエピソードを以前紹介しましたが、大人になっても変わらずです。営業の仕事が全く向いておらず、全然成果が上がりませんでした。それで苦手を克服するために頑張ったかというと逆で、いまや営業にはほぼタッチしていません。営業は他の方におまかせして、私は得意な教材開発や講師ばかりやり、こちらを磨く方に全力を注いでいます。
苦手なことを克服するために頑張れる人って本当にすごいなと思います。私には無理です*4。苦手なことを頑張ってもたかが知れてるので、得意なことを磨いた方がいい、って思っちゃうんですよね。
いかがでしたでしょうか。マネジメントする側から見ると、使えるときはすごく役に立つけど、ダメな時は全然役立たない、まさに「なんとかとハサミは使いよう」。最上志向ってそういう資質だと思います。