Mendokusai Lab.

仕事や自分に起こったことなど、気になったことを、メンドクサイ感じで書き殴るブログです。

「責任感」のお話のつづき

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前回紹介した「責任感」エピソードに、「わかる!」コメントがあったのに便乗して、責任感のお話をちょっと掘り下げてみようと思います。

実は、まさに今日、ストレングスファインダー®の勉強会を社内で行いました。ですが、参加者が少なく(3人…)、今日のテーマ「実行力」の9資質の全部について、参加者に資質証言をしてもらうのが無理になったんです。そこで、「ちゃんと学びになる環境を提供するのが言い出しっぺの責任!」と、私の「責任感」が発動しました。「じゃあ参加しない人に事前に聞いちゃうか…」と、昨日・一昨日のスケジュールに空きがありそうで、協力してくれそうな人に当たりをつけて(この辺「個別化」っぽい)インタビューをしました。

証言が足りないのは「公平性」「規律性」「目標志向」だったのですが、インタビューの中に、「責任感」持ちとして「わかる!」「あるよね!」がいくつかありまして。今日はそのお話をしたいと思います。

エピソード

ゴミ分別しろよ

「公平性」エピソードを聞いている最中に出てきた話。

Aさんは集合住宅にお住まいなのですが、共同のゴミ捨て場にペットボトルを捨てる時のルールがあるそうです。キャップとボトルを外して、中を洗う、という、まあ普通のルールですね。で、ゴミ捨てのルールが守られていないと気になってしまうと。

わかるー!ルールは守りたいんですよ!ゴミを出す人は出す人としての責任を果たそうよ!ラベル剥がしてキャップ外して洗って捨てるだけ、超簡単じゃん!なんでやらないの?

私、プラスチック袋の中が結構汚れているときに、「プラなのでプラゴミで出したい、でも汚れているからそのまま出すのは気になる、かといって洗ったら水が汚れてエコじゃないし…むー…」ってなることがよくあるんです*1。で、ちょうど都合よく、燃やすゴミにティッシュとかがあって、それで拭いて捨てられると超すっきり!みたいな。

っていう話をしたらAさん「わかるー!

ちなみにAさんは、配偶者に「ペットボトルの捨て方見てるとモヤモヤするんだよね…」と話したところ、「えっなんで気になるの?誰にでも間違いはあるよ」って言われたそうです。

出来ない仕事は引き受けられません

「規律性」のエピソードをBさんに聞いていたときに関連して出てきた話。

Bさんは営業担当ですが、年々営業の仕事に辛さを感じるようになっているそうです。お客様に安心して発注してもらうために、「出来ますよ!」と即答しないといけない、みたいな部分がありまして。迷っているところを見せてはいけない。もちろん間違いなく引き受けられる案件であれば問題ないそうです。ただ、過去に事例がないとか、出来るかどうか不安なケースも当然あるわけで。そのときに「出来ます!お任せください!」とはなかなか言いづらい。でも言わなきゃいけない。ジレンマ…

わかるー!出来ます、と言った以上、出来ないといけないんです。そこに縛られちゃう。

Bさんは「慎重さ」も高く(私も高いほうです)出来るか出来ないか、ちょっと考えないとわからないよなぁ、っていう時に正直にそう言いたいですよねー、っていう話で意気投合しました。

ちなみに昨日別の方(Cさん)が、ある案件で「引き受けた上で性能未達や納期遅延などは絶対に避けたい」「選んでいただけたこと自体は光栄だけど、最近色々な仕事が回ってない状態で、気軽にやります!とは言えない」という話をしていました。Cさんも「責任感」っぽいなーと思って確認したら*2やっぱり「責任感」上位でした*3

終わりに

今日は2つ「責任感」のエピソードを書いてみました。もちろん、これは私(やインタビューに応じてくれた社員)の考察で、本当に「責任感」のエピソードか、は保証できませんが、大きく外れてはいないんじゃないかと思っています。

オンライン環境下でコミュニケーションを取る相手が多少固定的になっていた中で、「資質についてのナマのエピソードがほしいから教えて」とインタビューしたこと自体が良かったなと思っています。「最近どぉ?」って聞くのって、実は自分にとってはハードル高いんですよね。それに比べると、勉強の材料提供という大義名分があるのはやりやすい。雑談も出来るしこちらも勉強になるし。情報提供してくれた人も「久しぶりにこういう話が出来て楽しかった、勉強になった」と言ってくれる。スケジュールとか原稿起こしとか手間はありますが、メリットも大きかったです。

*1:結局少しだけ洗うことが多い…ごめんなさい

*2:私の勤務先は社員全員ストレングスファインダー®を受験していて、受験結果が全員分公開されています

*3:Cさんは「慎重さ」は高くありません。「調和性」が強い方で、合意形成してスムーズに仕事を進めたい。そこと「責任感」が組み合わさっているのかな