Mendokusai Lab.

仕事や自分に起こったことなど、気になったことを、メンドクサイ感じで書き殴るブログです。

中学校のバスケ部で現れていた自分の「資質」

このブログは一応「心理学」グループに入っているので、そろそろふさわしい話題を入れていきます。
今日はパーソナリティー心理学に関係する話です。

読んだ2冊の本がシンクロした

今朝は仕事でネタを考えないといけなくて、おそらく役に立つと思われるこの本を読みながら通勤しておりました。

これが答えだ!?部下の潜在力を引き出す12の質問

これが答えだ!?部下の潜在力を引き出す12の質問

「これが答えだ!」はストレングスファインダー®を開発した、ギャラップの方が書いています。
ストレングスファインダー®は自分の性格を知ることができるテストで、パーソナリティー心理学の特性論アプローチにあたると思っています。

この本の中で、NBAがギャラップに「トップスターの成績を上げさせるもの」について調査を依頼した話が載っています。

昨日のエントリでは、古野さんが書かれた書籍について少しだけご紹介しました。
古野さんは高校ではバスケをされていて、現在はバスケットボールのスペシャルオリンピックスチームでコーチをされています。
この2冊の本がシンクロしたので、私の中学校のバスケ部時代の話をしようと思います。
hiro-nakatsu.hatenablog.com

中学バスケ部時代の自分

僕はバスケ部の時、ポジションはパワーフォワード、ゴール下でガチガチ戦うポジションでした。
体重は重かったし、その学年の中では身長が高い方だったので、まあ当然です。

僕がバスケ部時代最も力を入れていたのは、実はシュート練習でした。しかもスリーポイント

僕は小さい頃は病気がちで、そのせいもあって運動はどう見ても苦手でした。
背は高かったので、6年生で転校した先の小学校で同級生に誘われ、バスケ(ミニバス)を始めましたが、一度も試合に出られませんでした。
ドリブルは下手だし、足は遅いジャンプもできないので、当然です。
それでもなぜか中学ではバスケ部に入りました。
当時の僕は、ミニバスのメンバーもいるし、経験がある分やりやすいと思ったんでしょうか。

背は高いけど、身体能力も低いし技術もない僕にとって、中学の部活はきつかったのですが、その中で一つ生き残りの道がありました。
それが、シュートだったのです。
小学校では、体力の関係で両手シュートですが、中学校ではワンハンドシュートが基本です。
ワンハンドシュートはみんな中学校からスタートするので、ごくセンスがある人を除けば、最初はそれほど上手下手の差はありません。

もうすでに差がついている体力やドリブル技術をなんとか追いつこうと時間を使うより、ワンハンドシュートばっかりやった方が僕にとっては得策!

パワーフォワードがアウトサイドとか3ポイントの練習とかしても無駄だからやめろって、周りには言われてたけど、ずっとそればっかりやってたなー。
幸い、リバウンドのためのスクリーンアウトとかはまあまあ出来たので、控えで時々出られるくらいにはなれました。

「最上志向」と、自分らしさの確立時期

ここからはストレングスファインダー®の話です。
「弱点克服には興味を示さない」「長所を伸ばす」という傾向は、ストレングスファインダー®では「最上志向」と呼ばれます。
僕はストレングスファインダー®のテストを2007年と2017年の2回受けていますが、1回目は「最上志向」が1位!2回目も3位でした。
そんな「最上志向」な自分は、すでに中学校の時には自分の中で確立していたんだなという話でした。

古野さんの本は、20歳前後~30代の若手の間に、まず一度読んでもらうのがいい本だと私は思っています。
古野さんの本には、自分に合う仕事を見つけることが大事、そのためには自分らしさを知ることが大事、そのためには「過去の棚卸し」が有用、という話があります。
「過去の棚卸し」は、その人の今までを振り返れば、その中に、その人のこれからのヒントがありますよ、っていうことだと思います。

自分に合う仕事を見つけるのは簡単ではありませんが、「自分らしさ」は実は結構若い時から現れていたんだな、ということを感じました。
僕自身は、これからも、自分の「最上志向」を最大限に活用しながら、自分らしく生きていこうと思っています。

ストレングスファインダー®についてもっと詳しく知りたい方は、ハートラボ・ジャパンさんとか自分コンパスさんとかをご参照いただくのがよろしいかと思います。
https://heart-lab.jp/strengthsfinder/
https://jibun-compass.com/category/jikorikai/sainou/strengthsfinder