自分が書くべきものが進まないのでレビューする
ぶっちゃけちゃいましたが、今日は私が読者になっているブログに、私が反応したくなるネタが多かったので、そういう日なんだと思っています。レビューというと大げさですが、感じたこと・考えたことなどコメントしたいなと。
言語化と詳細化
non117.hatenablog.com
blog.3qe.us
私も元システム屋(プログラマですが)なのでなんかそうかなと思うのですが、システム屋の人って3ヶ国語くらい扱える必要があるんですよね。普通の人との言語、システム屋同士の言語、そしてコンピュータ言語。まあ実際のところコンピュータ言語の種類だけでも相当あるんですけど。で、私見ですが、システム屋同士の言語とコンピュータ言語には精通しているのですが、普通の人との言語コミュニケーションはどちらかというと不得手な人が多いのかなという印象はあります。3ヶ国語使える人は、どこからも引っ張りだこな印象です。
まあ実はこれはシステム屋に限った話ではないのですが、やはり職域が専門化するとその専門化した領域の中で独自言語みたいなものが発展していき、通常のコミュニケーションベースになっていくみたいな現象があるんだろうなと思っています。で、この独自用語が領域をまたぐと全然通用しない。
専門用語っていろいろ面倒な定義だったり文脈だったりを短い言葉で一言で言ってしまえる便利な存在なわけです。ところがその一言に含まれている意味はけっこう人によって違ったりすることもあったりします。で、そこのところでミスコミュニケーションが起こっちゃう。(実は身内でも起こっていたりする)
なので、「普通にちゃんと文章で書く」ことだったり、「初期条件と完了条件を明確にしてタスクを細分化する」ことが大事だよね、って話に行き着くんだよなー、と。
週明けにそういう研修で講師を務めるので、改めて言語化する機会が得られて、とても感謝しております。
内製化の宿命
www.orangeitems.com
私の勤務先には内製のシステム部隊がいます。それがうまくいくかはさておくとして。
私の仕事は人材育成のサポートですが、世の企業は研修を内製化しようとするところが結構多くあります。私の印象ではこれには大きく2派あって、「社員に仕事で必要なことを教えるのだから社員が教えられないといけない」派と、「外注に払うとコスト」派。
で、後者はコケるんです。だいたいの場合。
前者はうまくいくところとコケるところがあります。コケるところは(ほかにも諸要件ありますが)人材流動がないところかなという印象ですね。そういう意味で、リンク先のエントリの末文、「日本の雇用制度が今のままでは」というところがものすごく重いんだろうなと思っています。
辛さを受け止めるのは自分基準でよい
eminokakurega.hatenablog.com
これはもう、リンク先のタイトルのとおりで、読んでいただければいいかなという感じなんですけど。
あなたより辛い人がいる。
それがどうしたというのか。
あなたが辛かったら辛いんです。それがすべてです。
そう言えればたぶん楽ですし、言える人は苦しまなくて済むのです。言えない人も、そんなことはわかっているし、だからこそ辛さを自分で受け止めざるを得ないのだろうと思うのです。