博士号、その(たぶん)険しき道のり
先日、修士論文口頭試問が終わったあと初めてのゼミに出席しました。
M2のゼミ生4人はこれまでさんざんお時間を頂いてきたので、今回はM1生に発表時間をお譲りしました。まあ、その日出席していたM1生は2人で、うち1人は「今日は発表ありません」だったので、残りの1人の議論で長く時間を使ったのですけどね。
いやー、自分のテーマじゃないとほんと気楽だわ。「進捗はかばかしくありません…がんばります…」って言うの疲れちゃったからな。
そのあとM2生から挨拶、みたいな時間があり、ちょっとだけ振り返りプレゼンをしました。大したことは喋っていません。でまあ、自分なりに次への一歩を踏み出す宣言をしないと(追い込むスタイル)と思い、「博士号取得を目指す、たぶん目指すと思う、目指すんじゃないかな、まちょっと言ってみただけ」みたいな、それなに宣言?みたいなことを話しました。
なおご参考までですが、博士号を目指すには大きく二つの方法があります。論文博士と課程博士です*1。詳しくはグーグルさんなどで検索していただければと思います。ちなみに私が検索したらこんなサイトを発見しました。
パクってないですからね!
脱線しました。するとゼミの教官はこうおっしゃるわけです。意訳です。
「博士課程の審査では、3年間で博士論文が書けそうかを見ている。もうあらかた書けていて出すだけ、みたいな人から枠が埋まっていく。」
…そうですよね。険しき道のりですな。
やっぱり自分で研究して学会に所属して*2論文書いて発表して、ってやるのが近道なんだな、というか唯一の道ですかね。そこまで行けていれば、あとは博士課程に所属するかしないか、あまり差はなさそうです。むしろお金と仕事が許せば、合格できれば、博士課程に行ったほうがいいということになるのかな。
ということでとりあえずすぐ目指すわけではないのですが(4月からはとりあえず学部全科生になるので)、母校である放送大学大学院*3の博士後期課程について、なにか情報ないかな、と漂っていたところ発見。
…なんか、放送大学大学院の博士後期課程第1期生って、すごい人達なんですよ。たしか。も、もうちょっとハードル低そうなやつ。
お、人間発達科学の修士の先輩でもあるのか。Open Forumに掲載されたということは修士の論文も素晴らしかったのですな。はぁ…
調べれば調べるほど心が折れそうなのですが、
こういうなんか力もらえそうなところを見ながら、地道に活動していく所存です。それと、「辛く苦しい研究生活・博士号取得の道」とか思っていると全然力がでないので、研究楽しい!と思いながら、楽しいところを見つけながらやっていきたいなと。