Mendokusai Lab.

仕事や自分に起こったことなど、気になったことを、メンドクサイ感じで書き殴るブログです。

卒業や結婚は本当にめでたいのか

いろいろと書きたいことはあるのですが、まとめるのに時間がかかるので、とりあえず書けるネタでなぐり書きします*1

今週のお題は「○○からの卒業」

なんか尾崎っぽいよねとか、そうするとうっせぇわの話が…とかいうネタもありそうだなと思いつつ、でも尾崎のファンでもなければうっせぇわにも興味がないし、っていうかそもそもそれどこかのエントリで見たヤツだし。だめだろ。

卒業じゃないですが、私自身、先日放送大学大学院の修士課程を修了しました。ただ卒業というテーマで面白い話書けるかというとどうかな。まあ本当は学位記授与式があるはずだったとか書けそうだけど、気乗りしない。ないものねだりしても仕方ないし。

うーむ、何を書くか。

ご卒業おめでとうございます

さて、今週のお題を書こうとすると、「ご卒業おめでとうございます」と書かれたところをポチっと押すことになります。まあ私は修士課程修了したので一応対象?ですが、これ「別に今何も卒業してないけど、なにがおめでたいの?」とか思う人がいてもおかしくないよなー、ということをふと考えてしまいました。

しめた。これで何か書こう。

それは本当におめでたいのか

で、実は昨日今日と、ちょっと「おめでたい」ニュースが続いたんですよ。お客様が産休に入られるとか、そういえば今日から息子の担任をしている保育士さんが産休でおめでたいとか、結婚されますとか。

で、産休までは普通に「おめでとうございます!」だったんですが、結婚になると急にひっかかっちゃったんですよね。

結婚はおめでたいのでしょうか。

社内でも、離婚しちゃった人もいるし。まあ3度めの結婚生活にチャレンジ中の人とかもいるんだけど。そうすると、結婚したからおめでとうっていうわけじゃないよなぁと思うわけですね。

よく考えたらお祝いメッセージ、ちょっと変ですよね?「結婚おめでとうございます。素敵な旦那様(奥様)と幸せな家庭を築いてください。」とか言っちゃって。つまり、それは「まだ幸せな家庭は築かれていませんよ」と言ってるのと実は同じじゃないですか?

結婚は手段

完全に卒業ではなく結婚の話になっていますが、結婚は人生の目的ではなく、手段である、というのが私のスタンスです。

結婚の目的は幸せになることでしょうか?

私は2つ目的があると思っています。1つ目。

「結婚することで得られる経験を得るため」

「修行」に近いですね。

考えてみてください。一人気ままに暮らしているほうが自由で楽しいじゃないですか。なんで自由を捨ててわざわざ結婚生活なんていう堅苦しいものを赤の他人と送らなければならないのか。

それは、赤の他人と家族になるという変な体験を通じて、得られる視点がある、人として成長するからじゃないかなと思うんですよね。

もう1つの目的。

「子育てという苦難を乗り切るのに必要な、簡単には崩せない枠組みを作るため」

*2

もちろんパートナーがベストパートナーか、というと違う方もいるでしょうが、私の場合、もう子ども育てはじめちゃってるし。今から親変えましょうっていう選択はちょっと重すぎる。

なお、ちょっとニワトリと卵的なところはありますが、結婚したのは子育てのためである一方、子育てが結婚というシステムを維持する手段になっている部分もあるのかもとは思います。

子育ては目的

遺伝子を残すのは手段じゃなくて目的です。私の場合は。「おめでたですね」は、目的が達成されたのでめでたい、と言えるかなと。

ただ、それが本当に「おめでたい」かは、ちゃんと子育てするかによるかなとも思うので難しい部分はある。子どもを不幸にすることだってあるだろうし。生まれてきただけで幸せだという考え方もあるとは思うけど、そこまで楽天的にはなれない。

卒業は目的か

さて、学業の話。卒業、修了は目的なのか。

卒業が目的ということになると、「卒業するために入学した」という、とっても不思議な関係が成立してしまう。普通は例えば、知識・技術を身につけるために入学した、とかになりそう。

卒業や修了は、それ単体では何も得られない。やっぱり目的じゃないんじゃないか。それに対して「おめでとう」が果たして適切なのか。

ただ一方で、卒業・修了は「学位を得ること」という捉え方もできる。学位、肩書が得られる。それが目的。目的が果たされたのでめでたい、っていう見方もできるか。

とよくわからない論を書きつつ、そもそも目的が達成されることのみをめでたいとすべきなのかとか、さらに話が変なことになりそうなので、唐突に終わります。

*1:そういうコンセプトのブログだった

*2:批判もあるかと思いますが、あくまで私の理解ということでお含みおきいただければ